ご質問に回答:「排水管用洗剤を使っても詰まりが直らないのですが・・・・・・」

質問と回答
質問と回答

弊社の修理ご依頼の中でも多いのは、排水管詰まりです。

「洗剤を使っても詰まりが直らない」だけでなく、

「なかなかシンクから水が流れない」「洗面台の排水口がボコボコと音が鳴る」「床から水が噴き出した」などなど、その問題箇所により、様々な症状が現れます。

  1. キッチンの場合
  2. 洗面台の場合
  3. 便器の場合

この3点について、ご説明いたします。

キッチンの場合

多くが、床の排水口内の油汚れの固形化したものが原因です。

それが排水口を塞いでしまうため、水が流れず、逆流。

新居チェックでは、ご希望があれば状態を確認して説明しますが、たいていが排水口内には油汚れ(固形化したもの)があります。
これが排水口内を防いでしまうと、水が流れにくくなり、最終的には床の排水口から水が噴き出す症状につながります。

新居チェックサービス(一部地区を除き120ドルから 24年3月より)
ご一緒にご自宅のチェックをいたします。 終了後翌日までに、日本語でチェック内容をメール(メールの本文として記載)いたします。 英語をご希望の場合には、+40ドルとなりますが、翻訳ソフトの利用のしやすいような日本語で箇条書きとして記載しますので、その必要はないと思えます。 費用は、1時間以内120ドル、2時間以内170ドル、3時間以内220ドル 新築や1ベッドルームなどは1時間あれば十分と思えますが、深刻なダメージや複数箇所ある場合には、チェックだけでも1時間を超えることはあります。 簡単なネジ留めなどは行うこともありますが、基本的にチェックのみのサービスです。
排水口を覗いて、油汚れ(固形化したもの)が排水口内の水の上に出ているのが目視できる場合には、匂いの原因ですので、掬いだすこと推奨です。

対処:排水口内の固形化した油汚れを丹念に掬い取り、ほぼなくなった状態で多量の水を流します。
床から噴き出すレベルでは、U字の奥にも詰まっていますので、そこも掬いだすことが肝心です。

固形化した油汚れを掬いだすことなく、砕いて流す業者もいます。
しかしながら、砕いた石のような欠片が排水管の奥で詰まることもありますので、注意してください(その後原因不明の詰まりが散発して、最終的に専門の機械を持つ業者でないと対応できなかった方もいらっしゃいます)。

洗面台の場合

多くが、ボトルトラップ内の詰まりです。

洗面台の排水管には、髪の毛/落とした化粧/歯磨き時の食べかす、これらがボトルトラップ内で詰まっています。

ボトルトラップが金属製の場合には、腐食が詰まりを誘発していることもあります。

対処:ボトルトラップを外しての洗浄、腐食の場合にはボトルトラップの取替。

シンクや洗面台下のボトルトラップ/詰まり解消方法(清掃と分解)
ボトルトラップは、日本でよく見る通常のUトラップと異なり、洗面台の排水口から専用ブラシを入れても肝心なところの清掃ができません。 排水管用の洗剤を流し込んでも、大きな改善が見られない時には、分解して清掃するのが基本です。

便器も詰まっている時は、別途(排水管の奥)下記↓をご参照。

便器の場合

便器にトイレットペーパーが詰まっているケース、排水管の奥に詰まりの原因があるケースのいずれかです。

おトイレ使用後は、しっかりとトイレットペーパーを流せるくらいのフラッシュで水を流しましょう。
シンガポールの便器は節水トイレ(タンクの中は制限された量の水)ですので、大・小分かれるフラッシュボタンの小は使う必要なし、と弊社では考えております。

パンコーラという便器と排水口をつなぐ部品の劣化破損部分にトイレットペーパーが詰まってることもあります。

排水管の奥に詰まりがある場合には、便器のみならず、シャワーや洗面台の水など同じバスルーム内のすべてに影響あり。
こちらの場合には、専用の機械を持つ洗面業者に依頼する必要があるでしょう。

バスルームの排水管について
バスルームの排水管が床下でどのようにつながっているか?ご存じでしょうか? これを知ることで、バスルームの詰まりの原因がわかります。 今回は、バスルームの排水管について、その構造を見てみましょう。
便器の詰まりを弊社にご依頼の場合、問題解決しない場合も、出張費用(90ドル)がかかります。
お住い不具合相談・修理
お住い不具合相談・修理 修理の最低請負料金=140ドル(諸条件により加算) 修理作業なし、ご相談のみの出張=90ドル(セントーサ島やTuas地区は、1回につき別途費用+90ドル) ビデオコールでのご相談(30ドル 前金)
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