ご質問に回答:「入居したお家で、オーナーさんに修理を依頼する基準は?」

質問と回答
質問と回答

新居入居時に、お家の不具合を見つけることも多いと思います。

「どの程度のものだったら、オーナーさんに修理依頼すればいいのですか?」との質問をいただきました。

弊社が考える判断基準は下記です。

明らかな瑕疵があり、その家での生活に支障が生じるもの

ちょっと曖昧な表現ですので、具体的には、

  1. 破損しており、怪我をする可能性のあるもの。
  2. 破損しており、退去時に弁償を求められそうなもの(自己負担が生じそうなもの)。
  3. 他のダメージにつながりそうなもの。

例えば、簡単なところですと

1は、便器のひび割れ(全体重がかかるものですので、割れると大けがをしてしまいます)、弊社でもできるだけ注意して確認しており、指摘させていただいております。

2は、鍵のぐらつきやドアの軋み、カーテンの傷み

3は、蛇口のぐらつき(水漏れを起こして、裏板の腐食とカビの繁殖につながります)
総じて3は、気にしていない方、気がついていない方が多い点です。

ちなみに、配水管・排水管の水漏れなどは、2と3にあてはまります。

退去時にトラブルの原因となりそうなもの

ただし、修理依頼をしても、「状態はわかっているが、そのまま使用して欲しい」と言われるケースもあるのが現実です。

例えば、わかりやすいところですと

  1. 床の傷
  2. 壁の剥がれや傷、柱などの木材部分の腐食
  3. キッチン表板のダメージ

床材の傷などは、そのまま使用して欲しいと言われることが多い点です。

必要なのは、そういう状態であることをオーナーさん側と、相互確認しておき、退去時に弁償を求められないようにしておくことです。

床材や壁の傷は、弊社の新居チェックでも、相互確認点としてレポートに入れています。

弊社の考える基準は上記ですが、
入居したお家で、ご自身やご家族が快適に暮らせるか?これが最終的な判断基準と言えるでしょう。

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新居チェックサービス(一部地区を除き120ドルから 24年3月より)
ご一緒にご自宅のチェックをいたします。 終了後翌日までに、日本語でチェック内容をメール(メールの本文として記載)いたします。 英語をご希望の場合には、+40ドルとなりますが、翻訳ソフトの利用のしやすいような日本語で箇条書きとして記載しますので、その必要はないと思えます。 費用は、1時間以内120ドル、2時間以内170ドル、3時間以内220ドル 新築や1ベッドルームなどは1時間あれば十分と思えますが、深刻なダメージや複数箇所ある場合には、チェックだけでも1時間を超えることはあります。 簡単なネジ留めなどは行うこともありますが、基本的にチェックのみのサービスです。
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