「コンドミニアム退去時に多額の修理費用を請求されるとは本当ですか?」というご質問がありました。
すでにシンガポールでお引っ越しを経験された方はご存じだと思います。
- 修理費用を請求されるケースはあり。
- 修理費用がかかるか否かは、1-オーナーさん(代理のエージェント)次第、2-ご本人のご利用状態次第
といったところでしょう。
修理費が請求される場合
それが妥当であるかどうかは、破損した箇所によろうかと思えます。
普通の生活上の傷なのか?修理が必要な破損なのか?もポイントとなろうかと思えます。
多額になるケースは、床の破損(特に板張りの床の反り上がりは貼り替えの可能性あり)があり得るケースでしょう。

意外にお金がかかるのは、キッチンなどのドアの取り替え
シンク手前の収納ドアの上部が常に水が垂れることで、ドアの表板の隙間に水が浸入、表板の上部が反り上がります。
キッチンのドアなどは1枚でも、既存のものと同じ色合いで注文する特注品になるため、これだけで数百ドルの修理費用がかかったと数人からお聞きしました。

壁は塗り替え必要な状態ですと、下地を剥いで広範囲におよび塗り替えになりますので、やはり費用がかかります。
お子さんの描いた絵などをセロテープで貼り付けている方も多いでしょうが、取り外すときにご注意ください。
多重塗りされたペンキが剥げてしまうと、ひじょうに目立ちます。
前の方が残していった、両面テープで壁に貼ったフックを取ろうとして、大きくペンキが剥げてしまったという方もいらっしゃいました。
合わせて注意したい点です。

窓枠に傷がついて曲がっていると多額の修理費を伝えられた方もいらっしゃいましたので(ご本人は入居時からだと主張)、これは入居時に注意してチェックしておきましょう。

修理費がかかるか否かは、オーナーさん次第
おおらかなオーナーさんの場合には、いいよとそのままデポジット返還
実際に私自身が借りていたコンドミニアムの場合には、破損箇所を説明したところ、「いいよどうせリノベーション工事やるからね、綺麗につかっていたね」で終了(全額デポジット返金あり)
問題のあるオーナーさんの場合には、チェック時に何も言わずに後出しじゃんけんのように書面を送ってきて、デポジットから差し引いて返金。
また、チェック時に入居時にあった傷も含めて、こういう傷はなかったと主張して修理費を請求など。
入居時には徹底した新居チェックが必要!

ご本人の利用状態
個人負担の有無に限らず、不具合があればすぐに修理を依頼しましょう。
後回しにしないことが肝心です!
個人負担があるかどうかは契約書に明記されているはずです。
もしかしたら、テナント義務として「不具合があれば直ちにオーナーさんサイドに知らせて修理すること」の一文が入っているかも知れません。
特に水漏れは悪化することはあっても、自然に直ることがない虫歯みたいなものです。
収納内部でカビが繁殖し始めたら、面倒なことになりますので、ご注意ください。

過去のご相談に「これは退去時に大きな問題になりますよ」とアドバイスしたケースでは、シロアリの発生。
気がついていないとおかしいくらいの繁殖により、壁の木枠部分までシロアリに侵されていたというケース。
すでに木枠部分に複数のシロアリの道ができていたのには驚きました。
退去時にどうなったのか?は不明ながら、そのユニットだけの話で終わらないため、大問題となったことは推して知れます。

訪問時に時々ご相談があるのが、床板(木製、石材双方あり)の大きな傷や破損。
・板張りの床は、雨が降りこんだのか?一部が反り上がり。
・石材の床は、ストッパーを絨毯(お子さん用のクッション)の下に設置していたための深い傷、醤油(ワイン)こぼした跡=酸化した目立つ変色。

賃貸契約書はきちんと隅から隅まで読んで理解しておきましょう。
ご相談は下記から!

