最近訪問したお家で連続して洗面台のトラブルを見かけましたので、入居時の自宅チェックやご利用時に違和感を覚えた時の参考にしてください。
まず、洗面台は収納の上に設置されていることが多いのですが、注意すべきは床との間があるものです。
洗面台は壁にアンカーを打ち込んだりして、吊り下げられているため、過剰な上からの重さにはあまり強くありません。
ましてや洗面台の重さ自体もけっして軽いものではないため、何もしていないのに壁から剥離し始めているものがあります。
残念ながら、見た目重視のクオリティと言えばそれまでなのですが・・・・・・。
洗面台の壁からの剥離、見分け方
大きく剥離している場合には、横から見て明らかに前方（所謂手前）が下に落ちています。
簡単な見方としては、剥離の始まりは、壁と洗面台の表板との間にあるシリコンに隙間が生じています。
排水管から水漏れが生じたりするケースもあります（これは洗面台の下にある排水管がずれるため）。
剥離の原因
・蛇口のゆるみやシリコン剥げにより、洗面台下に水が浸み込み、支える木材の腐食が生じること。
水漏れがある場合には、すみやかに対処されることが肝心です。
・小さなお子さんが届かない洗面台に体重を預けて乗り出すこと（飛び乗ること）。
洗面台はお子さんの度重なる重さには耐えられる構造ではありません。
安全な台を探して、それを使用して体重をかけるのを避けるようにしましょう。
すべてが落ちてしまう可能性は低いとはいえ、ないとは言えない洗面台の落下により、怪我をなさらないように注意してください。
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弊社の新居チェックでもたびたび指摘させていただくほどに、洗面台の不具合は少なくはありません。
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2023.02.27
