まず知っていただきたいのは、カビがなくてカビ臭がすることはありません。
写真は例としてあげていますが、ここまでカビが繁殖すると、まずはカビ臭がすると考えて間違いありません。
しかしながら、それでもカビはないもののカビ臭がするというご質問がありました。
考えられることは、
- 下記の写真のように裏側の奥の蛇口設置裏側に、これよりも酷いカビが繁殖している場合。
 潜り込まないと見えない箇所ですので、見落としているケースも多いエリアです。
 なお、これはよくある軽いもので、この程度ではカビ臭はしないはずです。

- 食洗機の排水管のつなぎ目に空洞がある場合。
 あきらかに排水管からのカビ臭(それでない臭い)がするはずです。
そして、わかりにくいケースですが、
- 
- 引き出しを外した箇所に黒カビが繁殖している場合。
 これは洗面台の方でしたが(キッチンは構造上あまり見ず)、いくつか同様のケースを確認しています。
 気がつくのが遅れる典型的なひとつであり、既に木材に深く浸透しており、駆除はできずに手遅れ状態でした。
- シンクの天板との接地面にカビが生じている場合。
 シリコンが剝げたまま使用していると、シンクと天板の隙間に水が流れ落ち続けます。
 そして、見えない箇所で天板の木材の中側にカビを繁殖させてしまいます。
 その後、接触面をシリコンで防いでも、それはあくまで表面だけです。
 中で繁殖したカビが臭いを発しながら、下部から収納内に異臭を流し続けるのです。これはかなり状態が悪化しないと判別できずに、シンク自体を外してみないとわかりません。
 補修した跡が残っている箇所は要注意です。
 
- 引き出しを外した箇所に黒カビが繁殖している場合。
いずれにしてもカビ臭がする=臭うほどにカビが広く深く繁殖している証拠です。
そういった棚には、飲食物の保管は避けることをお勧めいたします。

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