先週は、夜(弊社既存の)お客様より、緊急のWhatsAppが2つありました。
2つとも電気ヒーターの別の箇所の故障による漏水でした。
近年のも水漏れは大抵が電気ヒーターの故障です。
古いコンドミニアムはパイプの種類が違いますので、パイプからの水漏れのケースもあります。
・床の排水口に多量の水が流れ落ち続ける=電気ヒーターの減圧バルブの故障(電気ヒーター自体の故障もあり)
・天井裏から水が流れ落ち続ける=電気ヒーター本体の故障(箇所は限定できず)
双方ともそのままでは、水道代(場合によっては電気代)がかさみます。
なお、天井裏からの水漏れは、天井板が割れて落ちてくる可能性もあり。
双方のケースとも急ぎお電話をして状況確認をして対応いたしました。
このような時は、まず慌てないこと、そして最低限のことをやる、そしてひと休憩、という具合に優先順番を考える必要があります。
特にお酒が入っている時は、ご自身は冷静に話しているつもりでも、聞いている方は状況把握に苦労しますので落ち着いてください。
弊社スタッフに連絡がとれましたら、落ち着いて手順をお聞きいただき、動いていただければ大丈夫ですので、ご安心ください。
対応は慌てずに、手際よく動かれることに集中してください。
- 朝までの必要な水を確保(トイレを流す水は各トイレごとに1回しかないと考えて準備)
- 天井からの漏水の場合には、そこのバスルームの照明のスイッチをOFF
- エレベーターホールにある水道の元栓をしめる(メーターの先にある=大抵は上の方にある止水栓)
止水栓はメーターを挟んで2つありますが、自分のものはメーターの先お家に繋がる箇所 - これでお家の水道がすべて止まります。
- 懐中電灯、なければスマートフォンのライトを使い元栓部分のメーターが止まったことを確認。
- 夜であれば、ここで寝て朝を待ちます。
お昼であれば、脚立を使って漏れている電気ヒーターへの水の供給を止めます。
バルルームの天井の穴を開けて、中にある止水栓をしめます。
電気配線には触れないこと、注意してください。
天井裏の作業を終えたら、元栓を開けます。
この時、水道メーターが動かないか?チェック。
動いていたら、屋根裏の止水栓がうまくしまっていません。
下記写真はエレベーターホールにある元栓です(赤を動かします)。
時間があれば、ご依頼を請けた新居チェック時に水道の元栓の説明を行っています(シンガポールでは起こりやすいこのトラブル対応のため)。
コンドミニアムによっては、エレベーターホールの元栓がある箇所のドアは鍵がかけられてあるところもあります。
そういうコンドミニアムでは、ガードハウスに行って鍵を借りて開けます。
なお、まれに水道の蛇口からの水が止まらないという時もあります。
まず蛇口に止水栓がついていれば、それをしめます。
ついていない場合には、上記の応用となりますが、まず元栓をしめます。
その後はケースバイケースです。
*弊社は蛇口の交換サービスは行っていますが、電気ヒーターの取替は行っておりません。
なお、ビデオコールサービス↓に緊急の場合(PayNowにて、40ドル)を加えました。
