シンガポールの住宅・バスルームやキッチンなど水周りで多用されているのがシリコンです。
これが剥がれたり、劣化すると水漏れの原因ともなります。
そのままでも大きな問題が起きない箇所と早急にシリコンの貼り直しの必要のある箇所があります。
シリコンはがれで、問題が生じるのは水周り
水漏れトラブルと連動し、よく見かけるケースは、キッチン周りです。
シンクのふちの継ぎ目部分、壁側の継ぎ目部分など隙間が見えていませんか?
隙間があれば、そこからシンク下に水漏れしていると考えて間違いありません。
シリコンがはがれると、そこから水が浸み込みます。
いわゆる水漏れが生じます。
こうなるとシリコンの貼り替えが必要となります。
また、黒カビがシリコンの中まで浸透して、貼り替えを行った方がよいケースもあります。
シリコン貼り替えの手順
- まずは残ったシリコンを綺麗にはぎ取ります。
はぎ取るための道具もありますが、カッターナイフの刃を使ってもよいでしょう。
手を切らないように、アクリル板などに傷をつけないようにご注意。 - シリコンをはいだ箇所を綺麗にした後、濡れた部分を乾かします。
完全に乾かした方が接着強度があがりますが、乾いた布地で水分を拭い取ってもよいでしょう。
水分を残さないように注意します。 - 養生テープを該当箇所を挟むように貼ります。
目安は隙間を完全に防ぐように、隙間からちょっと幅を持つように。 - シリコンを適度に塗って、ヘラや指で形を整えます。
養生テープを貼っておくと、シリコンの塗り過ぎも防ぐことが可能です。 - 養生テープをはがして、再度形を整えます。
養生テープをはがすと、小さな山ができますので、これをなだらかに整えます。
コツはシリコンをつけすぎないこと、4と5の作業を素早く行うことです。
養生テープの隙間(シリコンを貼る箇所)は、シリコンで防ぐ隙間の広さに関わります。
プロでない皆さんはシリコンガンを使用する必要はないとは思いますが、多くの箇所を補修する場合には使用した方が作業も効率的に行えます。
YouTube等でUPされている動画はほとんどがシリコンガン使用のもののようです。
シリコンガン未使用のものは、チューブタイプですので、歯磨き粉を出すように手でしぼって塗る量を調整します。
シリコンコーキングお勧めは、シリコンのはがれがある水周り、カビが酷いシリコンです。
ご依頼ご相談は、下記