地元業者が訪れた時に、嫌な思いをしたということをよく聞きます。
内容を聞くと作業自体でなく、汚された、床が汚れたなど、自らの準備で防げる内容です。
先日も嫌な思いをしたというお客さまに、衛生観念が違う彼らがプライベート空間であるお家に入ってくるときの注意点をお伝えました。
それは業者が行うことであって、客である自分がやることではない、という正論は残念ながら通じません。
嫌な思いをするのは自分であることを鑑み、するか?しないか?しかないと思えます。
それをもとに下記をご参考にしてください。
利用してよいトイレを指定
長時間になるだろうと思える作業時には、どうしても生理現象であるおトイレの使用は避けられません。
残念ながら、勝手にトイレを使用する人たちが多いのは事実です。
利用してよいトイレを指定して、あらかじめそれを知らせます。
指定したトイレには、石鹸とタオルを準備。
これらを使用する旨を伝えます。
どうしても家の中で適当なトイレがない場合には、コンドミニアムのプールサイドなどにある共通トイレを指定。
玄関入口に濡れ雑巾を準備
汚れた裸足で家の中を歩かれると困ると思われる方は、玄関入口で足を拭いてもらいます。
大きなビニールを床に貼って、その上に濡れ雑巾を置くのもよいでしょう。
スリッパを準備される方もいらっしゃいますが(裸足で歩かれたくないため)、スリッパを作業途中で履き捨てる人も大多数ですので、あまり意味はないかと思えます。
入っていいエリアを伝えておく
小さなお子さんがいらっしゃる家庭では、お子さんのプレイグラウンドで利用しているエリアがあろうかと思いますので、動線を明確にして、ここからこちらには入らないでと言っておきましょう。
苦笑いされるかも知れませんが、ビニールテープでライン引きするのも手です。
私物を移動させておく
バスルームでは、化粧道具や歯ブラシなど、あらかじめ諸々の私物を別の場所に移動させておきます。
キッチンでは、周囲のお皿辺類を移動、水漏れの場合にはシンク下の収納から物を移動させておきます。
特に割られたくないお皿類には注意しましょう。
兎にも角にも、汚されたくないもの、他人の手で触られたくないものは自分であらかじめ移動させておくことが肝心です。
また、特にトイレ作業の場合には、作業内容によっては汚物が飛び散りますので、注意しましょう。
貴重品の保管は確実に
貴重品の保管は確実にしましょう。
何か盗られては困るものも、貴重品でなくとも他人が欲しがるもの・自分の大切なものは、鍵がかかる場所に保管しておくとよいでしょう。
出来心が生じないように、片づけておくというのも大切です。
洗面台の使用について注意
洗面台を自分の手を洗う時以外に使用しようとする地元業者を見て、ぞっとしたことがあります。
特に便器の詰まり解消作業において、注意されておくことをお勧めいたします。
作業が行われる場所にビニールシートを敷いておく
地元業者は作業後に掃除して帰るという概念は基本的にありませんので、該当場所があらかじめわかれば、そこに大きなビニールシートをしいておくこともいいかも知れません。
ペンキ塗りなどに使用されるビニールシートなどは大きなものですので、使い勝手がよいと思われます。
細かく書くとまだ諸々あろうかと思いますが、以上でもご参考になれば幸いです。
弊社は地元業者訪問時の立会い(時間を限っての時間払い)も行っておりますが、業者がアポイントを破ってこない場合も、費用が発生しますのでご注意ください。
- 費用は、1時間以内120ドル、2時間以内170ドル、3時間以内220ドル、3時間以上は要相談(あらかじめ時間指定必要、業者が来なくとも時間はカウントされます)
お金の無駄ですし、特段弊社社員が作業をするでもありませんので通常必要ないとは思いますが、何が行われているか把握されたい方(地元業者は作業内容まで説明しない、相手が理解できないと思うと説明を端折るのが通常なので)、言葉などで不安な方はご依頼ください。
代行ではありませんので、あくまでもご本人もしくはご家族がご自宅内にいらっしゃることが条件となります。
